2018年11月12日月曜日

発電シミュレーションが簡単にできる。決定版



ソーラークリニックの10月分が更新されていましたね。
近畿は前年比約110%の好調な日射量だったようです。

京都北部は朝は霧がひどくて発電量も低下してきています。
実際の発電量はどうかといいますと、独自シミュレーション比

8月  7626kWh(シミュ比 98.5%)
9月  4134kWh(シミュ比 74.1%)
10月  5321kWh(シミュ比 111.2%)

このような結果になっています。トータルのシミュ値は94.3%となりかなり値が近くなってきています。
※以前問題にしていたメーカシミュレーションとは別の値ですが。
秋冬にかけてもうちょっと発電量が落ちると思っていたのですが、意外というか健闘していますね。理由としては、気温低下に伴いパネルの温度があがらなくなっておりその点でシステム係数を圧迫しなくなってきているのかな。と思います。
しばらく観察したいですね。

さて今回は上記のシミュレーションについての御紹介です。
以前紹介した計算式をまとめるとこうなります。

Nedoの日射量値(kWh/m2)×365(日)×パネル容量(kW)×0.8

日射量観測点:福知山
傾斜角5度、方位角15度
日射量:3.26kWh/m2
パネル容量 69.12kW

これを採用すると、3.26×365×69.12×0.8=65,797kWhとなります。

Nedoの日射量と発電所のパネル容量が分かれば簡単に計算できます。
この計算はお勧めです。

あと、過積載についての考慮としては、このブログ情報などをもとに考慮すればかなり近い値が手元で計算できると思います。

過積載率 ピークカット係数
130%    0
140%    0.99
150%    0.98
160%    0.96
170%    0.94
180%    0.92
190%    0.9
200%    0.88

Nedoの日射量値(kWh/m2)×365(日)×パネル容量(kW)×0.8×ピークカット係数

しばらくこの計算式でシミュレーション値を検算しようと思います。

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